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2012/12/29

バルトの国とスウェーデンの旅−9(ヘルシンオア)


なんとか電車に乗れてほっとしました。
携帯はもちろんおしゃべりもダメな車両があったりして、北欧の電車は大人だなーという印象。
私が乗った車両は家族連れがお茶の時間ということでポットに入れてきたコーヒーとお菓子でフィーカを楽しんでいました。
フィーカとは「お茶する」という意味で、スウェーデンの人たちはフィーカをすごく大事にしているようです。
車掌さんが検札にまわって来て切符にスマイルマークを描いて行ったのも、車窓から見える家がカラフルで可愛らしいものになったのも、北欧だ〜と実感します。

ヘルシンボリに着きましたが、友人の仕事が終わるまで3時間もあるので、そこから海をはさんで5kmほどのデンマークのヘルシンオアへ行くことにしました。
フェリーで20分で渡れるのですが、スウェーデンの人はデンマークの方がお酒が安く買えるので、お酒を買うためにヘルシンオアへ行ったりするのです。
フェリーには免税店もあるし、地元の人は乗ったらすぐにビールとホットドッグを買います。
せっかくなので私も倣ってビールとホットドッグを買いましたが、私には20分でこれを食べて飲みきるのがけっこう必死。
しかもバルトの国と物価が全然違うのですごく贅沢をした気分なのに、もう一生懸命飲み込みました。

ヘルシンオアの街には古い建物もけっこう見られます。



通りを歩く人を意識した窓辺のさりげないデコレーションが素敵。
室内が外から見えるお宅がけっこうありました。

この街が観光スポットになってるのは、シェークスピアのハムレットの舞台となったクロンボー城があるからです。


対岸に見えるのはスウェーデン側でヘルシンボリです。

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