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2014/11/16

大好きな世界

半月ほど前の秋晴れの日曜日に、学生の頃の同級生たちと当時「絵画実習」を教えにきていた画家の先生のお宅にお邪魔しました。
あれからもう20年以上にもなりますが、いまだにわたしたちと仲良くしていただいて、お2人とも芸術家のご夫婦はわたしの理想の夫婦の3本の指に入ります。


古墳を囲む池を前にしたお家は友人の設計。
玄関を入る前に、こんな素敵なセッティングが目に飛び込んできました。




大人とこども合わせて20人以上が集まるということで、室内とデッキを繋いでそれぞれが好きな場所で過ごせるようにという心遣いです。

そして今回は料理を持ち寄るということで、ごちそうビュッフェになりました。


人数が多いのでどの料理を誰がっていうのが全員にわかりにくいだろうと、「名前・料理・おすすめポイント」を書きこむカードが用意してあって、今度うちで持ち寄りパーティーするとき真似しようっと決めました☆


お昼過ぎにスタートして、暗くなってからやっとデザートにたどり着くという、もちろんおしゃべりに忙しかったからですが、ちゃんと全種類プラスアルファ食べたのでその夜は夕食の入る余地のないおなかになりました。





このご夫婦のホスピタリティと趣味の良さ、食べることや暮らすこと全体に対する丁寧さ、どれをとってもわたしの大好きな世界です。
こうやって近くに憧れのような存在があり、時々環に入れてもらうことで自分が肯定されるような嬉しさを感じます。

2014/09/28

鎌倉のたてもの

今回鎌倉で観たたてもの。

1・鎌倉文学館

少し前のTVドラマ『カラマーゾフの兄弟』で舞台となるお屋敷の外観として使われていたので、前から気になっていたたてものです。
インテリアもと思っていたのですが内部はセットだったとのことで、実際の文学館の中はドラマとは全然違う雰囲気でちょっと残念。
でも、門から玄関までの長いアプローチはもちろんそのまんまで、つい記念撮影してしまいました!


車寄せのある玄関。
元は伯爵家の別荘でした。


ハーフティンバーと切妻屋根、深い軒など、和洋が混在する独特なデザインの外観。




お屋敷からの見返しがこの眺め!
湘南の海がけっこう近いのです。


2・鎌倉市長谷子ども会館(旧諸戸邸)

明治期の貴重な住宅建築が子ども会館として使用されているという、なんとも贅沢なまちです。
行ったのがちょうど閉館日の日曜で、中に入れなかったのがほんとうに残念。

アールを描くバルコニーの華奢な手摺が大好物かも♡
1階はドリス式オーダー、2階はイオニア式オーダーが用いられているという円柱(遠い昔そんな単語を習ったなぁ)。


住宅街にひっそりと佇む様子。
でも、平日は子どもたちの賑やかな声が聞こえてくるんでしょうか。


3・神奈川県立近代美術館(鎌倉館)

坂倉準三設計の名建築。
蓮池に浮かぶように建てられているガラス・鉄骨・白壁のコントラストが素晴らしいです。



ただ、鶴岡八幡宮 内というロケーションで、周囲の古い建築が数百年の歳月を経てますます美しく見えるのに対し、鉄骨から流れ出る錆の跡やパネルジョイント部の汚れなど、近代建築は時を経てどうなんだ、と考えさせられます。

2014/09/27

海に近い暮らし

2泊3日で初めての鎌倉へ。
友人Mちゃん夫婦が営むゲストハウスに泊まるゆるゆる旅です。

今回は小さい人も一緒なので、鎌倉にたくさんある魅力的なお店にはほとんど入らず、観光もほどほどに、海岸で過ごしたりまちを歩いたりしました。

それにしても、お天気のいい連休とあって観光客が多い!
わたしたちもその数に含まれてはいるんですが・・・

そして、もう9月も半ばというのに海岸ではたくさんの人が思い思いに過ごしていました。


それこそ朝早くから暗くなっても。
外からやってくる人も多いと思いますが、地元の人、たぶんここでの暮らしのために移り住んだMちゃんたちのような人もたくさん。
Mちゃんのゲストハウスは徒歩数分で海岸に行けちゃうので、1日に何回も出かけていくのが日常のようです。


ご近所さんも多くの家でサーフボードが置いてあったり玄関脇にシャワー設備があったりで、生活の中にあたりまえに海の存在がありました。
ほんとうに、若者だけでなく老若男女、ちびっこたちもそこらじゅうビーチサンダルで歩いていて、近くのカフェでコーヒーを買ったり立ち呑み屋でたむろったりしてるのです。

わたしはそういうところに住んだことがあるわけじゃないけど、なんだか懐かしいような感じに包まれました。
旅行で何度も行った大好きなアジアのビーチリゾートのまちの雰囲気があるような・・・
こういうのは非日常だからいいと思えるのか、これを日常にしてしまうのがいいのか、まだわかりませんが、居心地がいいのは確か。

鎌倉はもちろん街だし外食するのも高いけど、我が家の周辺のように1ブロックに1軒コンビニがあるような便利すぎる感じはなく、建売っぽい住宅もほとんどなく、ゆったりしていて落ち着くように思いました。



上2枚の写真はゲストハウスの玄関前のスペースと最後の朝Mちゃんが用意してくれたスペシャル朝ごはん。

2014/09/21

『村野藤吾』展

村野藤吾 〜やわらかな建築とインテリア〜』に行きました。
大阪を拠点に活躍した日本を代表する建築家、ということで大阪に住むわたしたちの周りには思いがけず身近なところに村野設計の建築があったりします。
よく知られたものから「え、これもなの?」みたいなものまで。

わたしは名前と有名な建築は知っているものの、なんだかとらえどころのない建築家のように感じていました。
それどころか彼の建築のファサードがけっこう苦手なものが多くて、あまり興味が持てなかったのかも。

今回の特別展では、図面・写真から実際の家具や金物がたくさん紹介されていて、村野さんの建築に対する姿勢がよくわかったような気がします。
そして、外観はあまり好みでなかったとしても、インテリアや家具などはかなり居心地がよさそうに感じました。
それは、村野さんが(立面ももちろんこだわっていたはずですが)人の手や身体に触れるものに重きをおいていたからだと思うのです。
得意な階段をはじめ、曲線を多用したやわらかなデザインはアールヌーボーの要素もうかがえてとても上品で、わたしの苦手な単にまるまるっとした可愛らしさのようなものは全くありません。

一部の建築は老朽化等のため現存しないのですが、身近に遺されている建築を失ってしまう前に体験しておかなくちゃという想いです。

2014/09/10

フライパン

使っていたフライパンがどうにも焦げ付きやすく、買い替えることにしました。
それは、わたしがかなり信用してるフードスタイリストさんがおススメしていたフライパンで、買ってからそう経ってないしデザインも気に入ってたんだけど、値段が安いだけあってか品質はがっかりものでした。

今回はイオンのプライベートブランドのものに目移りしそうになりながらも、定番中の定番のティファール製に決めました。
定番過ぎて口惜しい気もしたけど、イオンのものの2倍もしない値段(それでも決して高くはない)で色やデザインがさすがおフランス☆

フライパンと炒め鍋など一緒に買ったけど、今までなんでこれにしなかったんだろうと思うくらい料理が快適、ストレスフリーになりました。
ってティファールの宣伝するつもりは毛頭ありませんので、悪しからず。


2014/09/08

1万人の第九

32回目となる『1万人の第九』に参加します。
遠い昔、ベートーベンの交響曲第九番の『歓喜の歌』は高校の音楽の時間に1年かけて練習しました(最後にカラオケで合わせたのでした)。
当時は全然まじめにやってなかったのですが、今、下手なりに大きな声を出して大勢の人とハモるのはすごく気持ちいいもんです。

『1万人の第九』は人気の公演で、申し込みしても抽選で必ずしも参加できるとは限らないようですが、わたしは3回申し込んで3回とも当選、くじ運をここで使い果たしてるんでは!?ともいえます。
ただ、2回目のときには仕事でレッスンを規定回数以上休んでしまって本番は出られず、今回2度目の本番の予定です。

今年の練習は昨日が初日でした。
本番は世界的な指揮者の佐渡裕さんが振りますが、練習は各クラスそれぞれ担当の指導者がいます。
今度の指導の方はテンポが速くてついていくのに必死ですが、めっちゃ面白くて最後までがんばれそう♪

月に2回のレッスンで、あっという間に本番を迎えるんでしょうね。
夏が終わったと思ったらもう年末のイベントって、あまり考えたくないけど・・・。

2014/09/05

納涼床

もう9月。
その少し前から確実に夏の終わりを感じさせる涼しさでしたが、8月最後の土曜日に同窓会のイベントで京都の川床へ出かけました。

今年の夏は大阪では猛暑日がゼロだったとか。
その割には身の危険を感じるような暑い日もあったように思うのですが、週末やお盆休みにことごとく雨に降られて、夏らしいことがほとんどできていませんでした。
なので、この夏を締めくくる納涼床は絶対に行きたいと思ってました。

この日も天気予報は怪しかったですが、実際に通り雨も降りましたが、その時間はなんとか空が味方してくれました。
会場は『がんこ高瀬川二条苑』で、由緒あるお屋敷と庭園をとおって川床に出ます。


高瀬川から取り込んだ水流が豊かな、贅沢な庭です。


庭園は一部小堀遠州のものということで、わたしにはあまり違いはわからなかったですが、一応名の知れた人なので・・・


初めての川床でしたが、思ってたよりこじんまりしてるんですね。


ここから高瀬川の水流を庭に取り込んでいます。


今回お屋敷内はほとんど見てませんが、今度はこのお茶室でも食事してみたいなぁ。


ちょっと気に入った洗い出しの犬走り。








2014/08/23

世界報道写真展

わたしには毎夏恒例となった『世界報道写真展』に今年も行きました。

毎回思うのは、とくに戦争や紛争、それから貧困や災害など同じ地球のどこかで同じ時代に起こっていることがまるで違う世界のできごとのように遠く感じられること。
というか、普段はそんなこと意識もしていないという現実を突きつけられてしまいます。

福島にしても沖縄にしても、わたしたちは本来くさいものにふたをするようにして便利で快適な生活を享受しているんだってことを忘れがちです。

2014/08/10

淀川花火大会

台風直撃のこの週末は、ほんとうなら毎年楽しみにしてる淀川花火大会の予定でした。
でも台風が相手じゃどうしようもなく、この花火大会始まって以来初めてという中止で、この夏のイベントがひとつ消えてしまいました。

うちからすぐのところで開催される大きな花火大会ということで、毎年うちのキャパを超える人数の友人を呼んでみんなで楽しむんですが、今回はみんな外出もままならない荒天で、お迎え前の大掃除や翌日の後片付けもなくて楽といえば楽だけどさみしい週末となりました。

いちばん悔しいのはこれまで準備してきた主催者や花火師さんたちですね。
1年後にリベンジだ!

2014/08/03

あまみ温泉・南天苑

いつの話?っていうくらいに時間がたちましたが、ゴールデンウィークに行ったお宿の話です。

河内長野市のあまみ温泉、こんなところに?というような場所にある南天苑は、東京駅や中之島公会堂などを設計した辰野金吾が手がけた建築で、有形文化財にも登録されています。
いつか泊まってみたいと思っていたのが叶いました。

外観やお庭の写真を撮りそびれていて残念ですが、ほんとうに『里山に佇む一軒宿』といった風情で隠れ家的でわくわくします。
初めにお茶をいただいたロビーも良かったのですが、ちゃんとした写真がないのが・・・
こんな廊下を通って・・・

用意されていたお部屋が、庭園が二面に渡って眺められる角部屋の8帖間に6帖の控えの間がついているとても贅沢なものでした。
8帖間の方は縁側が矩手についていて、小さい人は大喜びで走り回っていました。


床の狆潜りのデザインが素敵。


控えの間は振り分けの間取り(独立している)で、結局ほとんど使う機会がなく、ほかの家族とシェアもできそうなくらいでもったいなかった〜。


照明器具や欄間はこんな感じです。



周囲はお散歩するくらいですが、夏にはプールがあったりしてそれもまた楽しそう。
ちなみにお湯はさらっとしていて、あまり温泉温泉してない感じです。

2014/07/28

『バルテュス展』

京都市美術館で開催されている『バルテュス展』へ行ってきました。
何やら人気があるそうな触れ込みで、夏休み最初の3連休だったので午前中に出かけると心配したほどの混雑ではなく、ゆっくり観ることができました。

この人のこの作品、と認識してなくてもバルテュスの絵はどこかで見たことがあるんじゃないでしょうか。
独特な写実で、惹かれてしまう絵です。

デビュー時の挑発的なポーズをとる少女の絵はスキャンダルを狙って描かれたようですが、バルテュス自身は「完璧な美の象徴」として少女を描き続けたということです。

下世話な話ですが、彼をロリコンとみる人もあり、またそれは否定されているようです。
現実には30歳ほど年の離れた義理の姪と一緒に暮らしたり、最後の奥さん(日本人)も彼が50代半ばのときに20歳で見いだしたのです。
バルテュスはこどもの頃から東洋の文化に興味を持っていたようですが、とくに日本に親和的だったのは日本人のネオテニー性にあるんじゃないかと、わたしは勝手に思うのです。

一般的に日本人には新築の家とか新卒採用とか、古き良きもの・成熟したものより新しいもの・手つかずなものをよしとするところがあると思います。
女性に関していえば若いうちが華であるように言われ、もっといえばあまりかしこくない方が可愛いなんていう人もいるかもしれません。
バルテュスが少女に対してそういう考えを持っているとは決して思いませんが、未成熟なものを愛でる感覚は近いんじゃないかと思います。

数年前の『ネオテニー・ジャパン展』はわたしが知ったときにはもう終わってしまっていて、でもどうしても気になって図録だけ手に入れたのですが、わたしがバルテュスに興味があるのと同じ流れだと思いました。
『ネオテニー・ジャパン展』のキーワード「幼形成熟」とは人間そのものという話もあるのです。
だから気になるんでしょう。

2014/06/01

電話

先日、携帯電話にめずらしい人からの着信が・・・
10年前くらいに中古マンションをほぼ丸ごとリノベーションのプランを提案させていただいた住まい手さんでした。
工事完了以降はほとんど連絡を取り合うこともなかったので、突然の電話にびっくりしました。

ちょっと神経質なところのある方だったので、もしかして今さら何かクレーム?という可能性も考えながらちょっとだけ身構えて電話をかけ直すと・・・
なんてことはない、隣の住戸で改装工事が始まって、わたしのことを思い出して電話してくれたとのことでした。

当時まだ2〜3歳でとってもかわいかったお嬢さんももう中学生になったそうで、時間がたつのはほんまに速いなぁと思うとともに、ふとしたことで連絡してくれたことに嬉しくなったできごとでした。

2014/05/25

「集う家」見学

大学の後輩で設計事務所MUKを主宰されてる村上あさひさんの竣工物件を見学に行ってきました。
シンプルでやさしい設計の中で、わたしが気に入った部分です。


壁全面をタイルで仕上げた洗面。


幅が取れないけれど、人が集まる家なので奥行きを取って少し特別感を出したというトイレ。
無難にダウンライトで済ます場合も多い場所ですが、わたしもブラケットが好き。


トイレの明かり小窓も既製品は味気ないけど、こんなスリットだったら内外の気配も感じられずすっきり見せられる。



1階リビングと2階ホールをつなぐ換気も兼ねた小窓。
こどもにはとくに嬉しい仕掛けでしょう。


広い玄関土間にステンドグラスを仕込んだ玄関扉。

「musubi まちの家」見学

友人に誘われて「musubi まちの家」というサービス付き高齢者向け住宅を見学に行きました。
設計が谷尻誠さんという若手有名建築家というのにミーハー心を掴まれて行ったわけなのですが、建築より運営会社のコンセプトに印象が強く残りました。



内部は樹を植えた吹き抜け空間にトップライトを設けた回廊を中心に個室が配置されています。
植栽を担当された園芸家の方は、内部の植木は冒険だと話されていましたが・・・


手摺はシンプルながら法定の高さと実際に手をかける部分とがうまくデザインされていて良いなと思います。

運営会社はこれより前に住宅型有料老人ホームを成功させているのですが、老人ホームがそれだけで閉じておらず地域に開かれた施設となっています。
言うは易しですが、実際にそうなっているのは魅力的なカフェが併設されているおかげです。
ランチタイムには近所の人たちで満席になるそうです。
そして今回は施設以外の人ももちろん利用できるクリニック併設で、入居者や家族だけでない人の出入りが普通にある場として、新しい形の老人ホームをめざしています。

2014/04/29

宝塚オープンガーデンフェスタ2014

今年で13回目となる宝塚オープンガーデンフェスタに2年ぶりに行きました。
宝塚の山本地区には植木産業・造園業者が多く、ガーデニングに励む住民もたくさんいて、年に一度一般に公開してくれるイベントです。

今回はあまり時間がなかったので、まずは2年前にお邪魔してとても気に入ったお宅に再訪しました。

もともと和風の庭だったようですが、きちんとし過ぎないイングリッシュガーデンとでもいうんでしょうか。
わたしは庭や植物について全然知識がないのでなんとも言えないんですが、好みなんです。



額の縁だけを無造作にかけてあるのが、センスあり。


庭を眺めながらウェッジウッドのカップでコーヒーをごちそうになりました。


アンティーク雑貨の商売もされているようですが、雑然とした室内もセンスの良さでいい雰囲気。



アルミサッシを隠す手前の木製サッシは硝子も入ってなくてエイジング狙いっぽい塗装がされてます。


ボーダーを入れた階段は額や小物がうまいこと配置されていて、もとはごく普通のたいしたことない(失礼!)住宅とは思えない。




室内のリフォームはご主人がされたそうで、日曜大工的な腕前がかえってアンティークの家具や雑貨によく合っています。
それにしても、こんなに雑多なのに調和してるのがすごい。










玄関ポーチにもこんな家具を置いたり・・・思いつかないなぁ。


宅配の乳飲料も既製のプラスチックケースではなく、こんな籠に入ってると雰囲気を壊さない。



ご自宅前でこのイベントに合わせてフリーマーケットを開いていらっしゃいます。
このだるっとしたスウェットのおばさん(失礼!)がこの素敵なお住まいと庭のお宅の奥様で、コーヒーをごちそうしてくれたり、ご自分で育てられた苗をプレゼントしてくれたり、とても気のいい方なんです。



もう1カ所、今回初めて知ったヴォーリズ建築の高崎記念館へ行きました。
東洋食品研究所が所有していて、ドラマやプロモーションビデオの撮影などにも使われているそうです。

通常は館内の見学に予約が必要とのことですが、このオープンガーデンフェスタ中も然り。
スタッフの方が丁寧にいろいろ説明してくれたのは本当によかったのですが、イベント中だけでも内部の見学オッケーにしてくれるように気を効かせることはできなかったのか、かなり残念でした。

コロニアル様式はとくに好きなスタイルではありませんが、とてもよく保存されていて、この建物のある高台からの眺めは素晴らしいです。
お庭は竜舌蘭など珍しい植物もありましたが、オーナーだった高崎達之助氏の好みなのかちょっと金持ち趣味的に感じられてわたしにはイマイチ。