1998年/スペイン
監督 : ペドロ・アルモドバル
ほとんどの登場人物が性別を問わず女として生きている、というちょっと変わった設定のストーリーです。
決してハッピーな物語ではないのですが、その「彼女たち」は物哀しくも滑稽で、愚かだけども逞しく、とても愛すべき人物として描かれています。
うまく説明できませんが、これはもちろんハリウッド映画ではなく、フランス映画にもない、まさにスペイン的な作品だと思います。
そして、若いペネロペ・クルスが美しい。
タイトル中の『マザー』はすべての女性に捧げる言葉なんじゃないかなという気がします。
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