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2023/11/21

奥能登国際芸術祭・珠洲 2023 帰途+α

 帰りは暗い中雨が降り、特に金沢に着くまでは街灯も走る車も少なく、前の車についていくのに一生懸命でした。
金沢で夕食タイムとし、ラーメンを食べた後、車を車中泊仕様に変えました。
といっても、わたしは運転し続け、まだ時間が早かったから少し眠くても走り、雨のせいもあって視界が滲んで走りにくい・・・。
草津SAのコンビニでコーヒーを買って飲んでから覚醒!
視界がくっきり、頭もはっきりしました。
雨は止み車も適度に増え、街灯もあって走りやすくなったのもあるけれど、普段はカフェインが全然効かないわたしには初めての感覚で、1人でちょっと感動。
能登ではコーヒー飲んでなかったせいかな。

そうやってちょこちょこ休憩はしたものの、仮眠は一度だけで自宅に無事帰り着きました!
正味6時間弱の道のりを、行きは12時間かけて、帰りはなんと8時間半で走行。
午前1時半過ぎに到着して、とりあえず小6の人に最低限の荷物を持ってもらい、わたしは眠ってる6歳の人を抱っこして帰宅。
こどもたちはそのまま寝て、わたしはシャワーを浴びてすぐ眠ろうとしたものの、疲れてるのに頭が冴えてしまっててなかなか寝つけませんでした。

翌日は月曜日、小学生は普通に登校、保育園児はたまたま遠足というハードスケジュールで、いつもは要らないお弁当作りがありましたが、なんとかミッション達成!
わたしはわたしでマンションリノベーションの現場の見学に出かけるというタフな1日を過ごしました。

*出発時にリセットした走行距離計が到着時に1,000km!


振り返って、奥能登国際芸術祭はよくデザインされてるとほんと感心しました。
ガイドブックが売り切れで事前購入できなかったことは前述しましたが、代わりにホームページがよく考えられていて不自由なく、それぞれの作品と作家さんの紹介、珠洲へのアクセスからモデルコース、ボランティアの宿泊先までしっかり考えられていました。
車がないと回りにくい土地柄、アートバスやパックツアーも用意されていました。
わたしが重宝したのがデジタルマップで、これがめっちゃ使いやすかったんだけど、A3サイズ1枚のPDFのマップを家からプリントしていったのがよくできてた!
1枚で知りたいことがすぐわかるように作るってすごい。
それから、要所要所に立ってる看板をたよりにナビなしでもある程度行けちゃうって、これも感心しました。
ディレクションされた方やスタッフの方々にはほんと頭が下がります。

越後妻有・大地の芸術祭でも思ったことですが、奥能登芸術祭でも作品展示会場となったのは使われなくなった学校や保育園、公民館などの公共施設や民家など、さらに駅舎まで、こんなにも多くの場所が不要になるほど人がいなくなってることを考えると暗澹とした気持ちになります。
でもそれがアートによって人を呼び寄せる力となっていることは素晴らしい。

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