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2021/07/21

ART OSAKA 2021


現代美術のアートフェアで、今回第19回目となるとのこと。
去年は新型コロナウイルスのため開催中止となりましたが、それまではホテルグランヴィア大阪の1フロアを借り切ってそれぞれの部屋にそれぞれギャラリーや作家さんの作品を展示するというおもしろいイベントでした。
コロナ対策もあるかもしれませんが、今回はホテルではなく大阪市中央公会堂が会場となって全然異なった趣となりました。


どっちの展示方式が良かったかというと難しいけれど、ホテルでは狭い入口で人の出入りが滞ったりするものの、作家さんとの距離が近く部屋ごとに入っていく楽しみがあってわたしは好きだったなぁ。
今回はギャラリーごとのブースで見やすいんだけど、次はどんな部屋なんだろうというワクワク感はなく、オープンな分作家さんを捕まえにくい感じがしました。

でも、中央公会堂という建物自体の魅力はもちろんあります。
(実は、わたしはここの特別室で結婚式をしたのでした。)




気になる作品がたくさんあって、でも手に入れようとするとそれなりに先立つものが必要で、その折り合いをつけなくてはなりません。

パンチングメタルで作った絵や立体がおもしろいと思った作品。






ガラスで作られた服の透明度や量感がなんともいえず、モザイクがかかってる手の部分が気になる作品。




いわゆるアール・ブリュットの作品だけど、パイプに恐ろしくたくさんの釘が周囲から打たれてる。


わたしでも知ってるようなスター・ギャラリーのブースでは気後もしますが、今回、素朴な感じのする枚方のギャラリーのブースで作品を手に入れました。
わたしの手の届く範囲で過去最高額の作品、初めての油彩画です。
なんともいえない色遣いとシュールな場面がじわじわくる感じ。


玉野大介さんという作家さんで、ギャラリーのサイトのプロフィールに『一歩一歩確実に足を踏み外したいです。』とあって、痺れました!
どこに飾ろうかなぁ。




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