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2013/04/19

東北の旅−1(福島)

ちょうど1年ぶりに3泊4日で東北へ行きました。
この4月からLCCのpeachが仙台へ就航して、今回飛行機代は往復8,000円ほどということで、距離的にも気持ち的にも遠かった東北がお財布的には近くなりました♪

去年は宮城県内を旅しましたが、今回はまず福島の友人を訪ねて行きました。
そして連れて行ってもらったのが、その名も花見山!
今年関西では桜が例年より早く咲き、しかも週末は雨が降ったりして満足なお花見ができず欲求不満状態でした。
それが、福島でちょうど桜前線に追いついて満開のお花見ができました。


個人の所有だそうですが、山全体が桜をはじめとする花木に覆われていてまるで桃源郷、大勢の花見客は天国に召されるかのように山道を登っていきます。


桜の種類もソメイヨシノだけではないので、ピンク色のグラデーションが見事です。


この日は好天に恵まれた日曜日でほんとうに大勢の人出でしたが、友人に聞くと震災後初めてのことだそうです。
2年前の震災の年にはもちろん去年もまだ自粛ムードで、今年やっとお花見をする気分になって待ちかねていた人たちが繰り出しているとのこと。


あちこちにボランティアのガイドさんが立っておられて、いろんな説明をしてくれたり、カメラのシャッターを頼むとベストショットを撮るべくいろんな角度から狙ってくれたりもして、ほんとうにサービス精神旺盛です。
東北の人はシャイなイメージを持っていたのですが、意外とオープンでしたね。

福島はフルーツ王国ということもあるのかもしれませんが、町中でも花木をよく目にして美しい場所だという印象です。
それなのに、原発のため人が住めなくなっている土地があちこちにあるという現実がさらに哀しく思えます。
人の手に負えない人工物は自然と共存できないししてはいけないのでは。

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