ページ

2013/02/28

草木萌動

暦の上で今日は『啓蟄(けいちつ)』の中の『草木萌動(そうもく めばえ いずる)』だそうです。
ちょうどとても暖かい1日でした。
まだ春になるには三寒四温を繰り返すようですが、先日からうちのアイビーに新しい芽が出ています。



数日前はまだ真冬並みの寒さだったし、なんの世話もしていない(葉っぱが埃かぶってる)のに、ちゃんと季節を知って生きていてほんまにすごいなぁと思います。

2013/02/25

『パーマネント野ばら』

2010年/日本
監督:吉田大八

高知の漁村に暮らす女たちの日々が描かれています。
20代から50代くらいまでの、みんな男運悪いんだけど生きる力があって、むき出しなんだけど憎めない、そしてとても切なくて愛しい人たちです。

原作は西原理恵子ということを観終わってから知って、納得しました。
この人の本をちゃんと読んだことはないんだけど、たぶん、しんどいことをたくさん経験してきてなお生きることを讃える人のような気がします。
そして、とくに女というものを。

この映画では主役の菅野美穂も悪くないけど、友人役の小池栄子がほんとうに適役。
こういう役やらせたら、この人に並ぶ人いないんじゃないかな。

2013/02/20

本について

本が好きです。
こどもの頃は本棚を片っ端から読んでいくような子でしたが、おとなになるとなかなかそうもいきませんね。
ふだんは新聞を読むのが精一杯で、ゆっくり読書するのは旅行のときぐらいです。

社会人になりたての頃は、多いとはいえない給料の中から毎月5000円分だけ図書券に換えてほかに使わないよう本代を確保して、主に建築雑誌を買っていました。
まじめに隅々まで読んでたなぁ。

このごろは気になる本があったらなんでも買いますが、手に入れると安心してしまって読まないままのものがずいぶんたまっています。
もしかして私の本好きは、読書好きだけでなくて「本」という物体を所有することに喜びがあるのかもしれません。
といっても、無職のときに高価な本を買うために消費者金融に行って断られたことがあるというビブリオマニアの荒俣宏さんの爪の先にもおよびませんが。


私はトイレに籠るタイプではないのでここで本を読む間はまったくありませんが、どこからでも読み始められるような本を置いてます。
これらもまだほとんど開いておらず、もはやインテリアアイテムです・・・

建築雑誌はたいてい立ち読みで、どうしてもちゃんと読みたい本は図書館で借りることにしました。
そうすると期限に追われてなんとか読める。
それでも貸し出し延長を3回くらい繰り返してやっとです、すみません。


2013/02/18

ka-ji-zのオブジェ

一向に進まないわが家の改修工事ですが、1カ所解決しました。


廊下から階段への天井についてるダウンライトが多すぎて眩しかったのをひとつ間引いて他に移設しました。


その取った跡の処理は、天井はクロス貼りになっているので本来なら全面貼替えとなるでしょうが、階段もからんでいるので足場が必要だったりおおごとになってしまうので、今回はここだけなんとかごまかすことにします。
それをずっとほったらかしにしていましたが、先日カージーさんこと鍛冶屋の作家さんに相談してみました。
私はこれを覆い隠すような円形のオブジェでもないだろうかと思っていたのですが、カージーさんはそこにプレートのようなものを取り付けてそこからオブジェがぶら下がっているのはどうかと提案。

自分にはない発想をいただき、実行することにしました。



プレートになるものの代わりに羊毛を貼りつけて、雲から落ちる雪の結晶のイメージ?
夫に「どう?」と聞くと「ビミョー」とのことですが、一時しのぎでもちょっと楽しいかなと、自宅ならではの好き放題です。

さらに、写真向かって右手の壁はクロスをめくったところですが、当初は塗装で色をつけようと考えていたのを、過去2回分のパテの跡がおもしろいなぁと、飽きるまでしばらくこのままでおいておくことにしました。

2013/02/15

弱っているときには

風邪で弱っています。
こんなときにはやっぱり身体が欲するのか、蜂蜜、とか檸檬、林檎などに興味がいきますね。

喉や鼻が調子悪いとけっこう水分が欲しくなります。
そこで、はちみつレモン。


私は簡単に、常備してるポッカレモン100と蜂蜜をお湯で割っています。
約20年前から愛用の出西窯のマグと、小6の頃から使い続けているミニーマウスのスプーン。
どんだけ物持ちがいいんか!

それから、お昼用に林檎をストーブの上で煮ています。


これはりんごマフィンになる予定。

弱ってはいても食欲旺盛なのでした。

2013/02/08

佐藤浩市スプーン・バージョンアップ

こないだ完成の連絡をいただいた佐藤浩市スプーンですが、それからすぐ、ハトエビス・能勢さんからまた連絡があり、もっとイメージに近いものができたとのこと。


右のが先にできた方で、左のが新しい方。
確かに比べてみると左の方が男らしい感じで、私も能勢さんオススメの左のスプーンを送ってもらうことにしました。


そして、数日前についにスプーンが届きました。
写真でもよかったけど、実物はもっといい!
栃の木を使って縮緬のような細かな木目がとてもうつくしいです。
ときどきオイルで拭いてお手入れするといいそうです。

まだこのスプーンで取り分けするような料理を作ってないのでデビューはこれからですが、大事に使っていこうと思っています。
能勢さんからのお手紙がついていて、作られる側としても今までにない楽しい仕事でいい勉強になったそうですが、私もほんまにおもしろかったです。

* * *

スプーンのデビュー。


グラタン、しかも琺瑯バットで焼いたままで色気も何もありませんが、本当に使いやすかったのは確かです。

2013/02/02

佐藤浩市スプーン

9月末に行ったアート・クラフトフェスティバルINたんばでオーダー(その顛末)したスプーンが完成したとハトエビス・能勢さんから連絡がありました。




どうでしょう。
まだ実際に手にしていないのでリクエストした『かっこいいけどシャープすぎない(=私の佐藤浩市のイメージ)』を確かめていません。
ですが、写真では大皿料理を取り分けるのにちょうどいいサイズと形のようなので、手元に届くのを楽しみにしたいと思います。

約4ヶ月の待ってる時間も楽しいオーダーでした。

夫は「次は忌野清志郎フォークを作ってもらったら?」と、冗談ですが。