無花果手帖
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2023/09/22
旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設
夏休み、佐世保に行くことがあり、新聞記事で紹介されていた
旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設
へ。
わたしを惹きつけたのは、ここが去年放送されたドラマ『17歳の帝国』のロケ地として使われたということも大きいんだけど、もともとの廃墟好きの血が騒いだから?です。
100年前に完成した3基の無線塔は1辺300mの正三角形の頂点に位置し、だんだんと近づくにつれ姿を現し、S F的な眺めにテンションが上がります。
めちゃくちゃかっこいい・・・
建設当時新しい技術だった鉄筋コンクリート製で136mもあり、塔の高さを100層に分け、丁寧に1層ずつ締め固めながら打設されたそう。
今も外観にひび割れなどは見られず、とても美しい構造物です。
1基は内部も見学でき、風が吹き抜けていました。
3基の無線塔の中心には電信室があり、こちらもドラマの舞台のモデルになったもので、内部が見学できます。
こっちの方がより廃墟っぽくてドキドキ。
実際は保存会の方たちが周辺を整備したり案内をしてくれたりと打ち捨てられた廃墟というわけではないですが、ひんやりとした建物の中1人でいるとぞわぞわとします。
あと100年は大丈夫とも言われていますが、周囲の風景も含め、このままでいてほしいと思います。
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