アリス 〜へんてこりん、へんてこりんな世界〜 展

 久しぶりに１人でじっくりと楽しんだ展覧会『アリス　〜へんてこりん、へんてこりんな世界〜』。

わたしはそんな熱烈アリスファンというわけではありませんが、すみずみまで観すぎて、なんと３時間、立ちっぱなしで背中が痛いです笑。

言わずと知れた作品ですが、ルイス・キャロルのお話の面白さとジョン・テニエルの挿絵の世界観を愛してやまない人たちが多いのは納得です。

映画やアニメはもちろん、商品のCMに使ったりアートやファッションにアレンジしたりと、変幻自在の作品で、ある種プラットフォームみたい。

「児童文学の枠を超え、160年にわたって各分野に及ぼした影響と魅力」と公式サイトに謳われていますが、まさにそのとおり。

「狂ったお茶会」のインスタレーション

舞台衣装

ファッションとしてのアリス

日本のロリータファッションも言わなくてもアリスと見てとれるのがさすが

そして、やっぱり図録買っちゃいました。

これまでも、展覧会で買った図録を見返すこと全然ないのに、欲しくなるんだよなぁ。

そういえばわたし、何年も前にチェコの映像作家ヤン・シュバイクマイエルの撮った『アリス』のDVDを買って持ってたのでした。

これは実写と人形アニメを組み合わせたなんともいえない妄想世界で、悪趣味好きな方にはお勧めです。