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2016/02/16

出雲大社 庁の舎(ちょうのや)

わたしの地元、島根県にある1963年竣工の菊竹清訓設計の建築です。
手元にちょうどいい写真がないので、この建築を紹介しているサイトをいくつか載せさせていただきます。

ACe建設業界:一般社団法人日本建設業連合会
建築の詳細はそれぞれのサイトにおまかせするとして、厳かな出雲大社の境内にあってなんともいえない佇まいをみせるこのコンクリート建築を、わたしはとても気に入ってます。
(初詣で奥のトイレも毎年使わせてもらってます。笑)

しかし少し前に知ったのですが、この庁の舎がこの春にも解体されるという話があるということで、いてもたってもいられず出雲大社に電話してしまいました。
対応された担当の方?からは、まだ決定事項ではないけれど、構造的な不安からこのままにはしておけない、という話だけ聞けました。
そして多くの建築関係者から保存を望む声が届いているということも・・・


わたしが幼い頃からそこにあって当然のもの。
そして、大げさかもしれないけれど、全国からこれを観にやってくる人が絶えないという地元の宝として、単なる取り壊しにならないよう、強く願います。


後日、このことを電話で実家の母に伝えましたが、どの建物の話かピンときていない様子。
出雲大社には何度となく訪れているので、たぶん、実際見るか写真でも見せれば「ああ、これのことね」とわかるはずですが、建築関係者以外とくに興味のない人にはこの程度の認識なんでしょうね。

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