トリエンナーレとは3年に1度のアートのお祭り(ビエンナーレだと2年に1度)。
街中のいろんな場所で現代アートがみられます。
今回の大きなテーマは「揺れる大地」。
東日本大震災を直截表現したものから、足元をすくわれるような思いをするものもあったり。
わたし自身はけっこう楽しみましたが、小さい人はつき合わされて連れ回されてどうだったんでしょう。
わたしも初体験のベロタクシー(自転車タクシー)に乗ったときがいちばん1歳5ヶ月の人のテンションが高かったように思います。
「われわれはどこに立っているのか」。
確固たるものはあるんでしょうか。
気に入った作品はゆらゆらしていました。
それから、関西の建築家・宮本佳明さんの作品のひとつもおもしろい発想でした。
福島第一原発に神社の屋根をかぶせるというもの。
放射能が消えるまでに途方もない年月がかかるけれど、そのずっと先の子孫にここは不可侵の場所だと伝えるのにこの形をとる。
その年月はわたしたちの言語さえも変わってしまっているかもしれないほどで、それでも伝え続けなければならないことが、ここで起きてしまったのだという事実があるのです。
トリエンナーレの展示会場のひとつが地下鉄駅に隣接した伏見地下街でしたが、昭和の風情がいい感じ。
3つめの写真は靴の修理屋さん。
若い職人さんが仕事をしていましたが、店構えがかっこよかった!
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名古屋といえば味噌。
せっかくなので、みそ煮込みうどん、みそ串かつ、どて煮、みそ煮込みハンバーグなど食べてきました。
それと、手羽先も。
心残りはひつまぶしですが、次の機会を狙います。
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たぶんボランティアの市民の方がたくさんスタッフとして配置され、みなさんフレンドリーで和みましたが、ボランティアであっても自分が担当する作品については知っておいてほしいなと、ちょっぴりつけ加えておきます。
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