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2012/10/04

アート・クラフトフェスティバルinたんば

お彼岸を境に、朝晩がめっきり涼しくなりました。
今朝うちも扇風機をかたづけました。

ですが、ここだけの話、昨シーズンのストーブはそのまま夏を越してしまいました。
シーズン最後に買った灯油がなくなる前に暖かくなってしまい、なんとか使いきろうとときどきこっそり、長時間の煮込み料理などにストーブを使ってたのですが、ついにそのまま次のシーズンがきてしまいそうです。


先週末はアート・クラフトフェスティバルinたんばに行ってきました。
今回初めて知ったのですが、もう20年も続いてるんですね。
ってことは期待度大!! ということで、こういうものが好きそうな同級生で同業者のEちゃんを誘って片道100kmのドライブで行きました。



広い敷地に約180のブースがあり、全国から集まった陶芸や木工、家具や革のもの、布、漆のものなど、本当に盛りだくさん!
しかもそれぞれのクオリティがめっちゃ高い!
10:00~17:00の開催時間めいっぱい、ほとんど休憩もせずに1周+気になったブースを再訪しました。

わたしがここ最近探し続けているものが2つあります。
①大皿料理取り分け用の匙:レンゲだとすくいにくいし、サラダサーバーのようなものだと柄が長くて引っかけそう。で、ちょうどいい具合のものがなかなかない。
②この夏実家でせしめてきた大ぶりの塗りの茶托に合うような湯呑:茶托が個性的なのでそれに負けないような湯呑募集中。
ここだったらなんかいいものに出合えそう、とわくわくでしたが、茶托を1枚持ってくるのを忘れちゃった~。絶対実際に合わせてみないとダメなのに・・・今回はおあづけです。
まぁ急ぎませんので。
これまでも、気に入ったものに出合えるまで何年越しということがよくあります。

魅力的なモノが本当にたくさんで、資金が潤沢にあるならばそしてうちにスペースの余裕がたっぷりあるならば、いろいろ欲しかったのですが・・・今回のわたしのベスト3を紹介します。


【工房 火々・籔本さん(奈良)の器】
しのぎの感じとこの丸みがいいです。ポイントカラーも素敵。
この湯呑とうちの茶托がひょっとすると相性いいかも、と思いましたが、実際に合わせてみないとよぅ買いませんでした。


【小林作右衛門木工舎・小林さん(京都)の漆器】
今までに見たことのないデザインの漆器です。
若い作家さんでしたが、才能だなぁと思いました。
「欲しい、けど使うのか?」と自問して見送り。
思いが募ったら次の機会に求めるかもしれません。


【ユウキ コトノさん(高知)のオブジェ】
ずばり乙女です!
Eちゃんは「かわいすぎて(胸が)くるしい~」と、3点もお買い上げ。
この写真じゃわかりにくいかと思いますが、それぞれストーリーのあるオブジェがとても繊細で、大人女子たちに大人気でした。

わたしは木工・木彫のハトエビス・能勢さん(京都)のところで、理想の取り分け用の匙にかなり近いものを見つけたのですが、失礼ながら思い描いたそのものではなくぐずぐず迷っていたら、能勢さんが「オーダーで作りましょか」と言ってくれたのです。
でもデザインをうまく描けないので、「山陰の焼き物に合う感じで」と言うとよく知らないらしく、「じゃあ、芸能人に例えると誰みたいな感じですか」と、ワインでいい気分になってる能勢さんから質問が。
とっさに出てきたのが「佐藤浩一」で、かっこいいけどシャープすぎないようにお願いしました。
能勢さんはさらに「『マジックアワー』の佐藤浩一ですか」と聞いてくるので、「車のCMの佐藤浩一で」ということにしました。
注文が立て込んでいるそうで出来上りは年明けになるそうですが、これでどんな匙ができあがってくるのか、すごい楽しみです。
というか、わたしもEちゃんも大笑いしながらこのオーダーのやりとりをしました。


結局買ったのはこの3つ。
ミルクピッチャーはどっちか選べなかったので。
わたしはピッチャーとか片口とかに弱いみたいで、また増えてしまいました。
ジャムスプーンは高さのある瓶のジャムの底の方をすくうのにいいなと思いまして。

食べ物ブースもあったけど、来年ピクニック兼ねて行くのもいいなぁと思いました。



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