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2024/01/21

令和6年能登半島地震

 年明け早々に大きな地震が起き、被災された方々にはかける言葉が見当たりません。
今回震源地となった珠洲市には2か月ほど前に行ったばかりで、特に目が離せない状況の毎日を送りました。

珠洲市役所からのライブカメラ映像だと思いますが、テレビで何度も流された地震直後に津波が押し寄せてくる場面に泊まった民宿山中荘の辺りが映っていて、本当に心配しました。
数日後恐る恐る山中荘のホームページを開いてみると更新されていたので、少しほっとして、問い合わせフォームでメッセージを送ると返信もいただけて、大変な状況下でもなんとかご無事ということがわかりました。

あのとき現地で言葉を交わした人たちを心配すると同時に、もしわたしがそこにいるときに地震が起きたならこども2人とどうなってたか想像するのも怖いです。

それにしても、海沿いにあった屋外の作品はもとより、作品を展示していた民家も人々の暮らしも豊かな蓄積も、こうもあっけなく奪われるのかと人為の無力さを突きつけられます。
珠洲市は本州でいちばん人口の少ない市だそうですが、この地震でそのまま住める家が3割ほどだそう。
高齢化率が高く、家を建て直してまでここに住み続けるという選択も難しい人も多いのではということで、市としての存続も危ぶまれる状況ではないでしょうか。

また次も訪れたいと思っていた奥能登国際芸術祭ですが、それどころではないですね・・・

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