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2020/08/04

ミナ ペルホネン/皆川明 展

つづく』と題された皆川明さんのミナ・ペルホネン展。
新型コロナウィルス のため会期が変更され、入場も予約制で制限された中、兵庫県立美術館へ行ってきました。





平日の午前中なのにミナ人気恐るべし。
展覧会会場はある程度制限が保たれていましたが、ショップはごった返してレジも長蛇の列。
ここをもうちょっと制限しなくちゃと思いましたが・・・



ミナ・ペルホネンはわたしにはファッションブランドというよりファブリックのブランドというイメージが強く、それぞれの生地のデザインと製作工程が素晴らしい。




そして、デザイナーの皆川明という人の描く絵がなんとも心を鷲掴みにするのです。
現在、朝日新聞で線描の繊細でユーモラスな皆川さんの挿画が毎週日曜日に見られます。
濃密なファブリックと違ってこれがまたいいんよなぁ。

皆川明さん当人は強いこだわりを持っているはずなのに、押しつけがましいところがなく、描くイラストそのもののような穏やかで飄々とした感じで、それがこれだけのファンをもつ由縁なのかもしれません。


この「青を見分けるのが得意だと思うし好きだ。」という控えめな表現がまた素敵。


このスツールに張られた生地は、擦り切れても裏からのぞく色を楽しめるよう考えられていて、わたしも気に入ったものは綻んでも使い続けることがあり、好みはあるだろうけどこれもひとつの解なのだと思いました。

殺気だったショップでは、物欲よりも速く退散しようとあれこれ迷わずリトグラフのポスターだけゲット♪
フレームを用意できてなくてまだ飾ってないけど、フレームを検索してたまたま見つけたネットフリマでは高く売られててびっくりしました〜。

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