わたしはワクワクよりトホホ感の方が強いのですが・・・。
残念ながらわたしは見たことのない1970年の大阪万博は今でもなお語り継がれるものだと思うのですが、『あの素晴らしい万博をもう一度〜♪』とはならないはず。
1970年を超えることはないとして、ガッカリとか経済的なダメージばかりにならなければとか思うのです(そしてIR・カジノという流れにも異議を)。
たまたまちょうどこの万博招致が決まったタイミングで、太陽の塔の内部見学に行ってきました。
今年の3月だったか内部の修繕が完成し、一般にも公開されるようになった太陽の塔ですが、見学には予約が必要です。
12月は太陽の塔へのプロジェクションマッピングとイルミネーションのイベントがあるので、それに合わせて夜の見学としました。
まずプロローグは太陽の塔の第4の顔「地底の太陽」。
万博閉幕後に行方不明となって今回復元されたそうで、これにもプロジェクションマッピングされていてテンションが上がります。
そしていよいよ塔の足元へ。
内部は撮影NGということなので写真でお見せすることができませんが、すごくよく修復されています!
みんなでスタッフの方の解説を聞きながら階段を上っていきます。
わたしは1歳の人と一緒だったのでエレベーターで中間階と最上階からしか鑑賞できず、グスン(4歳未満はエレベーター使用のきまり)。
それでも「生命の樹」の迫力は感じられました!
ちょうど太陽の塔の腕のつけ根のところが最上階となっています。
腕の内部が見られるんですが、その構造がめっちゃかっこいい!
そして、見学を終えて外に出ると・・・
昼の万博公園には何度もピクニックに行ったりしてますが、夜ははじめて。
夜の太陽の塔が明るいときとはまた違う存在感で、夜明けを待つ太陽のようで見飽きませんでした。
未来の進歩を謳った1970年の万博のあと、そのなかで異色のプリミティヴな太陽の塔だけが遺っている現実が、科学技術が消え去っても原始的なものは失われないという皮肉のようで、象徴的です。
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