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2024/03/21

ランドセル

うちの2人の子たちはこの春そろって進学です。
上の男子が小学校→中学校、下の女子が保育園→小学校です。
ちょうど小学校が入れ替わりなので、下の子のランドセルはお下がりもアリと考えつつ、1年ほど前に始まった周囲のラン活の話を聞き流していました。

早い人は本当に1年前くらいから人気のランドセル屋さんのものを押さえたりするらしいですが、うちはそれほどこだわりがないので上の子の時には10月くらいに選びに行きました。
そして、下の子の場合には3つ選択肢を考えました。

1・普通に新しいランドセルを購入(←夫はコレ)
2・上の子のお下がり
3・ランドセルではなくてリュックを購入
  →学校に訊くと、特にランドセルを指定しているわけではなくて、教科書などの持ち物が入る背負い型のカバンだったらオッケーとのこと。ただしこの学校でリュックの子はいない。そもそも重いランドセルを背負わせることに疑問があったので、わたしとしてはリュックがいいんじゃないかと息子の時から考えていました。その時は本人に選ばせてランドセルを購入。

娘にも訊くと「リュック」というので、慌てて買うことはないかとのんびりしていたところ、いつの間にか「ランドセル」に気持ちが変わっていました。
世間はそろそろ次の学年のラン活が始まろうとしてるし、「おにいちゃんのランドセル使う?」と訊くとオッケーだったので決まりです。
一応いろんなランドセルメーカーのカタログなどチェックはしてましたが、女子用のランドセルって色使いや刺繍がファンシーで、ちょっとなぁと思っていたので、わたしの思惑どおりと言ったらそのとおりです。

意外とキレイではあるもののさすがに6年も使ったのでそれなりに特に内側は薄汚れていたので、メーカーに内張だけやりかえてもらえないか問い合わせると、いったんバラさないといけないので新品が買えるほどの手間代がかかるとのこと。
それなら自分でちょっとリメイクしてやろうと、手元にあった壁紙サンプルの可愛いものを貼りました!
仕上がりは・・・うーん、納得いくものにはならず、とりあえずはこれでいくけど、おいおいなんとかしなくては、というレベルです。
娘はあまり執着がないので、これでオッケーのようです。
ランドセルにはあと6年間がんばってもらうとします。




2024/03/05

『美術館学芸員 ラップバトルトーナメント』

 この週末は、岡山に『美術館学芸員 ラップバトルトーナメント』を観に行ってきました。
初め「美術手帖」のメルマガでこのイベントについて見たとき、美術館でラップバトルって何!?と、ちょっと興奮(笑)。
しかも、今回そのラップバトルの開催が第2回目と言う。
1回目開催についての記事を読んでみると、めっちゃ面白そう!これは見てみたい!ということで、土日の2日間にわたる予選と決勝を目撃するべく、1泊で岡山に行くことにしました。
ソロで行ければいいんだけど、もれなくこどもーズもついてきます。
小6はまだしも年長さんには厳しいだろうと思いましたが、母のわがままに付き合ってもらうことにしました。

学芸員さんて地味な存在のように思われますが、実は美術に関するマニアックな推しを持ち、いい意味で変態な人もそれなりにいるという事実。
わたしもラップは全然わからないけど、この学芸員さんたちだってラップは素人のはずなのに、度胸があるし実際かなり巧いなーと感心。
それぞれの学芸員さんのキャラが個性的で、推しに対する深い愛が溢れていて、なんか羨ましくもありました。
マイナーな美術館から出場した学芸員さんはこれで少なからずファンを獲得したんじゃないでしょうか。
番外編のエキシビションも両日とも本戦に劣らず面白かったです。
こんな企画を考えそして開催した美術館に脱帽です。

小6の人はどれだけわかったかわかりませんが、一応それぞれのバトルの拍手判定に参加し、年長さんも途中飽きてはいたけど寝なかったのでびっくり。
決勝戦が終わって会場を出たところで、地元のテレビ局2つから感想を聞かれたけど、大阪では番組を見られないので採用されたかどうか・・・

今回は岡山の友人2人にそれぞれ1日目の夕飯、2日目のランチをご一緒してもらいましたが、2人ともこのイベントのことを知らなかったそう。
ホームページやチラシの出来はすごくカッコいいと思うんですが、あまり宣伝してなかったのかな。
でも、イベントの知名度が高かったらチケット取れなかったかもなので、結果良かったです(一応チケット発売初日に申し込みました)。


こどもたちにはわたしの趣味にお付き合いいただいたので、このイベント以外の時間は鉄ちゃんの小6の人のために路面電車で終点まで往復したり、岡山城と後楽園の間を流れる川の遊覧クルーズに行ったり、少し観光もしました。
路面電車が意外と楽しく、たまたま乗った車両が「たま電車」。



降車ボタンを押すとネコの鳴き声がしたりして、可愛いんです。
今回は時間的に行くタイミングがなかったけど、観光列車デザインで有名な水戸岡鋭治さんが岡山出身ということでそのおかでんミュージアムに次回はぜひ行ってみたいと思います。