2010年/日本
監督/脚本:園子温
私としては園作品第2弾です。
評判どおりかなり不快極まりない描写と狂ったストーリーでしたが、目が離せないままラストへ、そしてぐったり~。
吹越満演じる主人公の弱気でさえない男は、流されるままでんでん演じるクレイジーな男の犯罪に巻き込まれていきます。
ほかに出てくるそれぞれの妻や主人公の娘など、どの人物にも感情移入できないのですが、吹越満の情けなさやでんでんの狂気の演技がすごい!!
それから、気分悪い映画のはずなのにところどころクスッとさせるユーモアがこの監督のセンスの良さかなぁと思いました。
ラストも「こうくるのか・・・」と予想外でした。
ともあれ、グロいのが苦手な人は観賞禁止です!!
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