ページ

2019/06/26

エレベーター屋さん


今月中旬の10日間、やたらとしんどくて、でも原因もいまひとつわからず、のろのろと過ごしておりました。
(年齢的に、人はこれをホルモンバランスが崩れて起こる例のアレだと言うんでしょうね。でも、全部それで片付けられるのも困りものですが。)

実家の母にそんな話をしつつ、母がわたしくらいの頃ってしんどいとか言うのを聞いたことなかったなあと思ってたんですが、実はそういう時期があったということを今回初めて聞きました。

そんなとき、買い物に行くのも夕飯を作るのもしんどくて、家族で外食したそうです。
当時の田舎には今のように気軽にこどもを連れて行けるような外食チェーン店もそんなになく、わたしの記憶の中で日常の外食といえば、どさん娘ラーメンとエレベーター屋さん、うちではその2店が定番でした。

『エレベーター屋さん』というのはこどもだったわたしたち姉弟が勝手に呼んでいた洋食レストランです。
田舎なので、路面店でない飲食店が珍しく、エレベーターに乗ってたしか2階にあったその店に行くのはちょっとテンションが上がることで、おぼこいわたしたちはその店のことをエレベーター屋さんと呼び、いつもスパゲティナポリタンを食べていたような覚えがあります。

今はなきエレベーター屋さん、久しぶりに懐かしいことを思い出しました〜。

2019/06/18

倉敷の暮らし

もう1年以上経っちゃった・・・

倉敷に家族で行ったのは去年のゴールデンウィークです。
小学生と生後半年の人が一緒だったので、古民家を再生した一棟貸しの『御坂の宿』というところに2泊しました。
美観地区からすぐで少し上がった斜面に建っているので、町並みを見下ろせ、めっちゃいいロケーションでした。




ゴールデンウィーク中とあって、日中の美観地区は観光客で大賑わい。
飲食店もお土産物やさんも、どこへ行っても人だらけです。

わたしたちが泊まった宿は、調理はNGだけどキッチンや食器などがついていて、お昼は外で食べたけれど、夕飯と朝食は買い出しして部屋で食事しました。

そうして、夕暮れ時に外を眺めると、あれだけたくさんの人が行き交っていた通りがすっかり静かなのです。
理由は、ほとんどのお店が18時くらいに閉まってしまうから。
なんか潔いなぁと感心しました。
観光客はあれだけいるんだから、もっと商売っ気を出して儲けようとか思わないんだ。
昼間しっかり稼いで、夕方には閉めてあとは自分の生活って、豊かだなぁって。
人気の観光地である倉敷だから可能なのかもしれないけど、こういう暮らし方もあるんだなって、わたしの実家もまあまあの観光地に立地しているから、そういう可能性もありか、とちょっと妄想したりもしています。