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2016/07/17

はじめてのお能

能というものもこれまで観たことなかった。
もともと舞台とか演劇とかがあまり得意ではなく、おもしろさがわからずにこれまできたのでした。
でも、『はじめての〜』とハードルを下げてくれる公演をみつけたので、こないだの狂言に続いての初挑戦です。

観てみて、やっぱりよくわからない・・・。
ナビゲーターの方のお話はわかりやすくおもしろかったのですが、演奏と舞?というのでしょうか、日本の伝統芸能は簡単には理解させてくれないようです。

能といえば能面がすぐ目に浮かびますが、実際にはお面をつけずに舞う場合も、楽器の演奏だけの場合もあったり、いろんなバリエーションがあるようでした。
それから、小鼓と大鼓では大鼓の方が高い音が出るのが意外。
大鼓は打つ手がかなり痛いそうで、演奏される方は指サックのようなものがないとムリとおっしゃってたのが親しみを持てました。
それにしても、笛と小鼓・大鼓・太鼓は囃子と呼ばれるように、笛以外の方々は奇声ともいえるような掛け声のような発声があり、打楽器とそれとのタイミングやお互いの息の合わせ方など、西洋音楽とは全然別もので、やっぱり理解不能・・・。
舞も、動きの意味を知らなければ全然わからず、前から3列目ながらちょっと眠くなり・・・。

まだまだ未熟なわたしには早かったようです。

2016/07/02

米子道

先週末、父の1周忌の法要で松江の実家に帰ってきました。
実家に車で帰るには、中国自動車道から米子道、山陰道と通っていきます。
わたしが気に入っているのは米子道。
里山を何か所も通り抜けていく感じで、ちょうどこの季節、緑が深くてとても美しい風景の中を走れます。
運転中なので写真を撮れないのが残念です。

去年の3月から6月にかけて、病気の父に会いに、何度も何度もこの道を往復しましたが、季節の移り変わりを毎回せつない想いで眺めながら運転したのが、もうずいぶん前のことのようです。